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食事とエイジングケア①
食事は老化のスピードと大きく関わりがあります。
抗酸化や抗糖化作用のある栄養素が含まれる、
エイジングケアにオススメの食べ物をご紹介したいと思います。
●キーワードは「酸化」と「糖化」
老化を予防するカギは「抗酸化力」と「抗糖化力」を高めること!
それには生活習慣も大きく関わってきますが
抗酸化物質や抗糖化物質を含む食べ物を摂取することが効果的。
〇「酸化」とは?
物が酸素と結びつく働きをいいます。
リンゴの切り口が茶色くなったり、物が錆びたりするもの酸化。
人間の体内に取り込んだ酸素の一部は高い酸化力をもつ活性酸素になり、
これが細胞に結びつくと細胞の働きを鈍らせます。
これがいわゆる「サビ」。
細胞の老化が早まり、シワ、たるみなどの肌トラブルや生活習慣病の原因に。
活性酸素は喫煙やストレスなどで増加するので注意が必要です。
〇「糖化」とは?
体内の余分な糖分がたんぱく質と結びつく反応。
身体の「サビ」が酸化と言われるのに対し、
糖化は身体の「コゲ」と呼ばれます。
炭水化物や甘いものなどを摂りすぎると過剰な糖質が体内のたんぱく質と結びつき、
AGEs(終末糖化産物)という強力な老化促進物質を作ります。
これが体内に溜まると、
肌の老化に始まり、動脈硬化や認知症などにも。
糖質の摂取を控え、糖の吸収を抑える食材を積極的にとることが重要です。
●「抗酸化力」を高める
強い抗酸化力があるといわれているのが、
野菜や果物の色彩や辛味、香りなどの成分で
第7の栄養素として注目されてきているフィトケミカル。
活性酸素を除去するだけでなく、免疫力を高める効果もあります。
フィトケミカルの中で一番の抗酸化力を誇るのが
アントシアニンやカテキンなどのポリフェノール!
また血行や新陳代謝を促進するビタミンやミネラルなども欠かせない栄養素です。
●「抗糖化力」を高める
糖化は食後に血液中に余分な党があふれた状態で起こるため、
血糖値の上昇を抑えることが大切です。
最初に野菜などの食物繊維、最後に炭水化物を食べるようにするだけでも効果的!
また、糖の分解、血糖値の上昇がゆるやかな食品というものもあり、
その目安となるのがGI値。
低GI食品は玄米や全粒粉パン、黒砂糖など精製していない食品をさし、
生活習慣病の予防も期待できます。
次回は具体的な食品の種類をお伝えしたいと思います♪
