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お尻が四角い??
いきなりですが、あなたのお尻はどんなお尻ですか? 鏡で見たり触ってみたりしてみましょう!

全体にしぼんで下がっていたり、 ぷよぷよとたるんだりしていませんか? また「お尻が四角に広がってきた」という方もいますが、 それはお尻の筋肉が弱っている証拠(-_-;)!!
ももの外側にある骨盤から膝までを支えている白い靭帯が衰え、本来お尻の位置にあるはずの筋肉があぶら身化し、ももの方へ落ちてきてしまっているというのです。
それは見逃してはいけないお尻からのSOSサインです!! 若いのにだらっと垂れたお尻の方も見かけますが、 お尻にきちんと意識を向けて動かしてきた方は 80代でもきりっと持ち上がったお尻です。 年齢のせいにしてはいけないということ^^;
お尻から気を離して放っておくことがお尻の筋肉の衰えを早めるのです。
前回お尻の筋肉と腹筋とは強く結びついているとお話ししました。 ですからお尻の筋肉が衰えると、おなかもポッコリ出てきます。 試しに立った姿勢でお尻をギュッと寄せてみてください。
するとおなかの筋肉がぐっと使われる感じがわかるでしょう。
そのまま今度はおなかの力を抜いてみると…お尻が緩みますよね。
このように、お尻が弱ればおなかも弱り、 頭の重みを支えられなくなった上半身が前のめりになって、ちょこちょこ歩きになります。これでは股関節が使えませんから、さらにお尻が弱る悪循環に陥るのです。
また仙骨の裏側あたりから股関節にかけては、体で一番太い血管が通り、
そこを通じて血液が脚から心臓へ送り返されています。
お尻が力なく垂れていると脚から血液を送り返すポンプ機能も弱ってしまっているのです。
結果、血流が滞れば、心臓や肺をはじめその他の内臓の働きも落ちてしまいます。
こんな大切なお尻の筋肉をしっかり保つためには
普段から気づいたときにお尻をキュッと寄せるとともに、
おなかもキュッと引くようにすること!
そしてお尻につながる股関節やもも、膝や腹筋を使う動きが大切です。
続けていけばきりっと引き締まった綺麗なお尻でいられる上、
内臓を正しい位置で支える力も大股で歩き続けられる足腰の力も育つのです。 お尻は自分より、他の人からよく見えます。
でも誰も注意してはくれませんね(+_+)
ですから常に意識を向けて、触って感じ取りながら
「絶対に弱らせない」という思いでしっかり動かし続けていきましょう!